結果がでるのは、死んだ後
最近、『木』っていいな、
と思うことが多いんです。
調べる中で、
普段使っている木材には、
商品になるまでにものすごい物語があることを感じ、
林業の大切さを感じました。
映画『WOOD JOB~神去なあなあ日常~』の中で、
林業会社のボスが言った言葉があります。
「結果がでるのは、おいらが死んだ後なんや」
おじいちゃんの代が苗木を植えて、
代々心を込めて間伐をしたり枝切りをして、
大きくまっすぐ成長した木が、
孫の代でやっと、立派な木材として出荷される。
目先の利益だけを追求はえず、
自然と調和し、自分たちの先の代のことを考える。
まさしく、教育そのものだと。
これからも島が続いていくためには、
ずっと続く地域の教育が必要。
すぐに結果がでるものではないけど、
「地域教育」を仕事として続けていけるシステムを創ることができれば、
これから先も島が続いていくために不可欠な「人」が育つ。
その「人」が島の担い手となりまたバトンタッチしていく。
もうこれはやるしかないでしょう。
伊藤(いとーまん)