読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

一般社団法人アットアイランド

東京の離島出身の若者たちが「僕らの育ってきた島々が、これからも生命と笑顔の溢れる場所として続いてほしい」という想いカタチにするため、三宅島を拠点に東京諸島の連携した地域づくりにチャレンジするプロジェクト。http://atisland.com/index.html

モルディブからの便り

遠い島国から ~家族の愛情~ 

皆さんキヒネッタ??(元気ですか??)

明日3月11日、震災から五年経とうとしています。2004年のスマトラ沖大地震で同じ津波被害を受けたモルディブからも、多くの支援金、支援物資が日本に送られたと聞きます。一見何の関係もなさそうな遠い国でも、世界は繋がっているのだと改めて感じました。

さて、そんなモルディブに来てから早くも二カ月が経ちます。
今日は「家庭教育」の違いについて、モルディブ視点から見ていきたいと思います。


約二週間前に任地である島に到着して、現在大家族の家にホームステイしています!

他の島に働きに出ている旦那さんたちや、寝る時だけ違う家に行き基本この家で生活している人たちを入れると、なんと20人くらいになります!!モルディブでは一般的なようです。

…というか名前覚えるのが大変。(笑)

簡単に言えば、

サザエさん」のカツオとワカメが結婚したとして、その結婚相手と子どもも一緒に、あのサザエさん宅で生活するようなイメージです。いわゆる「複合家族」を指します。
f:id:atisland:20160310194732j:image

日本はその逆で、「核家族」が一般的になってきていますよね。

しかも離婚率が年々上昇していると言われている中、子どもを育てる上での親に掛かる負担は大きいと言えます。
これが原因かはっきりとは言えませんが、育児ストレスからか、子どもの虐待件数も年々上昇しています。
つまり現在の日本の家庭教育では、子どもに適した環境でなくなってきていると感じます。
(そんな中、片親で子ども育てているお父さんお母さんはホント立派だと思います。)

モルディブでも離婚の話はよく耳にします。

ですが、例え片親だとしても、一緒に住む「兄弟のお兄ちゃん、従妹のお姉ちゃん、たくさんのおじちゃん、お爺ちゃんお婆ちゃん、親戚の人達、血の繋がりはないけどよく来るおじさん(笑)」など多くの家族が、何も言わずとも子どもの世話をしてくれます。モルディブ人は本当に子どもが大好きで、よく誰が本当の親なのかわからなることもしばしば…笑

子どもがたくさんの愛を受けて育てられていることがわかりますね。

またモルディブに来てからというもの、「子どもが家族と過ごす時間」の違いについても気づかされたことがあります。

モルディブでは、家族が学校までの子どもの送り迎えは当たり前、学校の拘束時間も短いですから、家での家族と過ごす時間は長いです。
休日も部活動などで長い時間拘束されることもないので、家族で海水浴をしているのをよく目にします。
f:id:atisland:20160310195021j:image

一方日本の学校は、

「子どもを学校に拘束しすぎ!!」

と思っちゃうほど学校にいるなーと、こちらに来てすごく感じました。

最近のイメージだと…

授業が終了、放課後の部活が終わって、そのまま塾に行って、家に帰ってきて学校と塾の宿題やって、飯食って寝る。…あれ?いつ親と会話してるの?ってなっちゃいますよね。笑

でも自分自身日本で講師をやっていた時も、ほとんど休みなしで部活動をやらせていたことを考えると、もっと「家族と接する時間」を取るべきだった、と遠い地に来て気づかされました。


何が言いたいかというと、

日本は学校教育に偏りすぎている、というか頼りすぎている気がします。家庭で教育出来ない部分は学校や塾に任せて、「大事なものを育む」ことを忘れている親が多いと思います。

親や家族からの愛情が足りない子どもは、学校で相手をしてもらいたくて、イタズラをしたり、非行に走ったり、いじめをしたりします。いじめをしている子って、本当はすごく寂しがっているのだと私は思います。人間どこかでバランスを取ろうとしますからね。

一方モルディブの学校ではいじめが全くないそうです。

「親の愛に代わるものはないんだなー。」と考えてしまいます。
f:id:atisland:20160310195239j:image

青沼