『しごとをつくる合宿』in新島参加報告
10月13日~16日の3泊4日で、
新島へ行ってきました。
どうしてこの時期に新島へ行くことを決めたか。
理由は2つ。
◎(株)シゴトヒトさん、新島商工会さんが企画運営をする
という聞き捨てならない企画があるということ。
◎改修当初に見させていただいていた、
新島の梅田久美さんが創る
『HOSTEL NABLA』
がプレ活用されるということ。
直感でビビッときて、
絶対行くと決めていました。
しかしなんと、
応募者多数、自己アピール不足のため、
見事落選!(笑)
だがしかし!
そんなことでは諦めません。
アットアイランドのメンバーには、
新島出身の青沼宏樹
もおり、
その繋がりなどを活用して、
新島商工会の下井さん、NABLAの梅田さんに
どうにか企画に関われないかと要請。
その結果、
NABLAのスタッフ的な、島内参加者的な、
参加者の中でもっとも立ち位置不明な人物として参加させていただきました。(笑)
【テーマ】
ある程度設定された3つのテーマごとに3グループを構成。(ランダム)
①新島のコーガ石
②新島の食・酒
③式根島の飲食
僕は、③式根島の飲食に関するテーマのグループに参加させてもらうことに。
【ファシリーテーター】
◎以前新島でsaroという魅力的な宿を営まれていた東京R不動産の林厚見さん、
◎ブルーボトルコーヒーやダンデライオンチョコレートの日本出店の立役者石渡康嗣さん、
◎日本仕事百貨代表のナカムラケンタさん
という豪華ラインナップ。
【スケジュール】
1日目に新島・式根島に分かれてフィールドワークやヒアリングをして、
テーマの範囲で課題やアイデアを出しまくる。絞っていく。
2日目はとにかく事業の軸を決め深めて、夜に中間プレゼンを参加者で行う。
3日目は中間発表をもとにスクラップ&ビルドし、さらに事業性も明確に。
夜には島民や村長を交えたプレゼンをするという流れ。
【所感】
全てのプレゼンの結果をここでは報告しきれないのですが、
僕は、何が1番良かったかって、
様々のジャンルの方々が30名程集まり、
一つのものを創りあげるというプロセスに感動したわけです。
それぞれ持っている技術や思考・パーソナリティーは違うなかで、
お互いの得意不得意を持ち寄り、
よりよいモノを創ること。
グループが一つの小さな社会であったように感じます。
グループというより、チームでした。
そして全員が『本気』だった、
ということが面白さの秘訣のように感じます。
『しごとをつくる』
というワードに、このタイミングで反応した参加者たちは、
今現在自らの働き方になんらかのアクションや思う事を抱えている人たちで、
それは自分の人生に直結する重要なことなわけです。
だからこそ、みんな本気だったのだと思います。
でなければ夜中まで、クタクタになるまで取り組むことはできない。
そんなプロセスを、
新島という自然・文化・人情溢れる豊かな島で共有できたこと。
たった4日間という間ですが、ここで構成された繋がりは今後、
さらなる仕事を創る土台となっていくことでしょう。
そしてこの合宿は、
東京諸島出身で島で仕事をしたい(帰りたい)若ものたちを混ぜて実施したら、
更にとんでもないことが起こるように感じました。
アットアイランドは東京諸島出身の若ものが中心の組織なので、
ぜひとも関わっていきたい。
僕は、三宅島で小さいながら事業を始めている身として、
今回の合宿は強烈な刺激となりました。
そして構成された繋がりは今後の財産となりそうです。
改めて、島内と島外を繋ぐ架け橋としての法人の重要性を覚えました。
一般社団法人アットアイランドが、
東京の島々にとってどういう存在でありたいのか。
改めて考える良いキッカケとなりました。
強引にでも参加して本当によかった。
暖かく受け入れてくださったみなさまに感謝いたします。
僕らはまだ事業をはじめて間もなく、
与えていただいてばかりの立場で恩返しができずにもどかしい感覚です。
与えていただいたものを還元できる立場になれるまで、
東京諸島の豊かな持続に貢献する立場になれるまで、
まだ時間がかかりますが、待っていてください。
【今回お世話になった、梅田さん、下井さんとNABLAの前で】
By 伊藤(いとーまん)