一般社団法人アットアイランド

東京の離島出身の若者たちが「僕らの育ってきた島々が、これからも生命と笑顔の溢れる場所として続いてほしい」という想いカタチにするため、三宅島を拠点に東京諸島の連携した地域づくりにチャレンジするプロジェクト。http://atisland.com/index.html

成田山新勝寺3泊4日断食を終えて

休みという概念が壊れ、
頭の中がぐちゃぐちゃ状態だったので、
その整理を兼ねて、
少し休みをいただき、
千葉県にある成田山新勝寺で3泊4日の断食を行ってきました。
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成田山新勝寺は1000年以上の歴史を持つお寺です。
敷地は広大で、
施設はいつも清潔に整えられており、
公園は美しかった。
書道美術館や仏教図書館もあります。
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その中で断食修業者は、
◎口にして良いのは水のみ
◎携帯電話やパソコン、ゲーム等は持ち込み禁止
◎読んで良いのは仏教関連図書のみ
◎朝のご祈祷に参加すること
◎行ってよいのは境内の範囲内のみ
◎18時以降は宿舎からの外出も禁止

感想は、「意外にお腹は減らない。」
辛いのは1日目の夜と2日目の朝くらいでした。
4日目の朝になると、もう清清しい気持ちでした。
普段いかに無駄なものを体内に入れているかを実感。
体重は3kgくらい減ったけども、
それは一時的なもの。
欲から離れることで、頭がクリアになりました。
1年に1回は調整として習慣化していきたい。

「食」もそうですが、
「電波」から離れるのも貴重な体験でした。
いつもどこにいても「電波」で繋がっているのが常であるこの現代で、新鮮な感覚でした。
むしろ、こっちの方が絶つのが辛かった。
これが辛いのは、依存症に近い状態なんだろうなぁと。
職業柄しょうがないけど、島に住んでいるのにスマホ依存症とか、笑えない。過剰は良くないですね。

これ裏目的としては、
いつか島でも
あらゆる余分な欲から解除され地球のパワーを感じながら自然の中で生活する、みたいな合宿やれたら面白いな~と思っていたので、実体験して勉強になりました。

そしてそして、
実はこの断食修業は江戸時代幕末にかの有名な二宮尊徳(金次郎)さんも受けられています。
彼は農村の復興事業に行き詰まっていた時に、
3週間というスパンで断食と水行や座禅をされました。
困難な状況から見事立ち直るキッカケとなったので、二宮尊徳さんの開眼の地ともされています。
時間をもて余していたので、
二宮金次郎の一生』という本を読破。
率直に感動しました。
お恥ずかしながら、
小学校の校庭にいる薪を背負って本を読んでいるイメージしかなかったので、びっくりしました。
何故かと言うと、
勤勉で働き者のイメージの二宮金次郎さんに違いはなかったのですが、
百姓出身でありながら恵まれない環境の中勉学を求め続け、
関東各地の荒廃した農村や藩の復興に、不屈の精神と卓越した商才と人々を想う仁の心を尽くし、命を削って取り組む、実業家、革命家、リアリストであったからです。
そして皆さん知っていただろうか。
金次郎さんは180cmオーバーの、約95kgのプロレスラーのような体格であったことを。笑

この時代にこれ程の経済感覚を持ち合わせていた人はなかなかいないであろう。
そして、お金に関わることの多かったものの、すべては芯の通った仁、道徳の念のもと。
良い面だけではなかったかとだけれど、
人間として尊敬できる人生のモデルの一人になりました。

あまり読書家ではないけれど、
出会うべきタイミングで、
出会うべき本に出会ってきたなぁと。

ありがたや。


長くなってしまいました。

あ~町は食の誘惑だらけだなぁ。笑


By伊藤(いとーまん)