一般社団法人アットアイランド

東京諸島出身の若者たち中心に「個と和が続く島づくり」に挑む。

心の空気の入れ替え

 

「忙しい・疲れた」
この言葉は人と話す時には使わないように気をつけている。
それは、
その言葉を受けた人の空気を汚すから。
そして、
その言葉を発言することで自分自身の空気が綺麗になるかというとそうでもなく、
更に汚れていくから。

 

それでも、
物理的に隙間がないほど忙しい時もあるし、
身体も心も疲れて動けなくなることもある。
たぶん、みんな同じ。

 

でも、
先述の「忙しい・疲れた」
を言いたくないというプライドは常にスイッチON。

 

ふと空いた隙間時間に、
このままこの状態を続けていった時に、
潰れてしまうんじゃないかって気がつくことができた。

 

「大好きな島が続いていくために」
という心の内側から沸き上がる想いがあるから、
リスクを背負って今まで突っ走ってくることができた。
けれど、
想いを持って取り組んできていたことが、
単なる「作業」に切り替わろうとしていた。
想いの源泉は無限じゃないんだってわかった。
ちゃんと休ませたり、水をあげたり、栄養を与えたりして手入れをしていないと、
いつか枯れちゃうんだって。

 

だから、
しっかり想いの源泉の手入れをしようって考えにシフトできた。
今は実質業務は1人。
休むことが恐かった。
でも本当は、
休まないことが恐いんだって気がつけた。
思いきって人にも頼ろうって思えた。

 

地域において信頼を得るために最も重要なことの1つ
「続けること」
だから、潰れちゃ意味ない。
どんなにいいことやっても、
すぐにいなくなったら地域にとっては無意味同然。

一般社団法人アットアイランドのステージは、
縁あってこの地に舞い降りた小さな種が、少しだけ芽をだした。
まだそれくらい。

これから徐々に、
根を伸ばし、

枝を分け、
葉をつけ、
花をさかせ、
実を宿す。
そして、
鳥たちが実をついばみ、
種を遠くまで運ぶ。
虫たちが住まい、
他の植物や菌類も共に生きる。
二酸化炭素を吸い、酸素を出す。
そしていつかは腐って倒れ、
栄養満点の土となり次世代へとバトンタッチする。

 

目指すべきは木のような生き様。

 

「にんべん(人)」に「木」と書いて「休」。

 

心の空気を入れ替えるために、
長野県小谷村の古民家ゲストハウス梢乃雪さんにお邪魔してきました。
シンプルな山谷の田舎の暮しを体験して、散らかった心を少し整理することができました。

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複雑な暮らしをして疲れている方に、オススメです。

 

いとーまんでした。