個性を武器に
その中の、僕らは東京の島々で活動をしていく。
東京には有人島が11島あるが、
島国ニッポンからすると、ほんの一握りに過ぎない。
僕らが育ってきた東京の島々だけでも、
知る限りそれぞれに個性がある。
ある島には現在進行形の火山があるし、
ある島には白砂のビーチが広がる。
ある島には温泉があるし、
ある島ではサーフィンができる。
ある島の若者は方言を喋るし、
ある島の若者はウィンドサーフィンを授業で行う。
僕らは他の島の同世代の友達を多く持つが、
島ごとに人にもなんとなく雰囲気が違って面白い。
どこの地域にももちろん個性はあるだろうけど、
360度海に囲まれた離島だからこそ、
その個性が善くも悪くも色濃い。
島がこれからも続いていくためには、
離島という環境を言い訳にするのではなく、
「個性を武器」に転換していかなければならない。
だからこそ、島には島外の新鮮な視点も必要。
島外の彼らは、住民が悪い部分だと思っていることを、
「とても素晴らしいものだ」と言うかもしれない。
その新鮮な見方を、活かすも殺すも住民次第。
伝統や文化・自然を大切にしつつ、
島が続いていくために必要だということは取り入れていく。
そのためには、島の現状を的確にとらえている必要がある。
だからこそ、この時期に移住して島人に戻ることを決意したのである。
僕(伊藤)に関してはJターン(八丈島→神奈川→三宅島)という絶妙なポジション。
どんな立ち位置になっていくのか。。。
乞うご期待!
伊藤(いとーまん)