一般社団法人アットアイランド

東京諸島出身の若者たち中心に「個と和が続く島づくり」に挑む。

国際事業部(モルディブ)からのお便り①

アッサラーム アライクム!

皆さんこんにちは!
海外事業モルディブ支部 の青沼でございます!

こちらに着いてから早くも3週間も経ってしまいました。笑

早速ですが、

モルディブに来てみての率直な感覚や、日本の島との違いなどを共有していきたいと思いまーす!!

少し長いです…笑

 

 

まずモルディブに着いてからの1週間は、

首都マーレで生活していました。
さすが世界一の人口密度の高い首都!

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人、バイク、車、ひとひとひとー!

なんと新島の面積と比べて約1/4 しかないのに対して、

人口は約35倍の10万人を超えるのです!

ビックリです╰(°ㅂ°)╯笑

 

そしてなんと言っても、

インド洋に浮かぶ真珠とも言われている島国、モルディブ

圧巻の海のキレイさ!!(首都はそこまでではなかった。笑)

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こちらの休日は金曜日と土曜日で、

休みの日になると家族で海に泳ぎに行くようです。

モルディブでは子どもを凄く大事にする習慣があり、

両親だけでなく、祖父祖母、親戚、全然血のつながりのない人の子どもでも可愛がることが分かりました
一方で少し過保護な一面もあることも分かりました。

なんでも子ども欲しいと言ったものは買ってしまうようです。笑

ですが、今はあまり否定的な味見方はなるべくしないようにします。

今は多くのことを肯定的に捉え、

より多くのものを吸収出来るよう努めます!

 

首都生活を終え次なる目的地は、

現地の言語を学ぶためにケヨドゥという島にやって来ました!

ケヨドゥはなんと島一周徒歩で約20分で回れてしまう小さな島です(°д°)!

そして何とも言えぬ海の透明感!!

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海が綺麗ということもあり、最近ではこの島にゲストハウスが立ち始め、主に欧米人の観光客をよく目にします。

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モルディブの産業のほとんどが観光で成り立っています。

なのでこの国では、

ディベヒ語という現地語と、

共用語である英語が話されています。

その結果、子どもは中学生ほどで英語ペラペラです。笑

なので、観光客に対しても積極的にコミュニケーションを取っていけし、島の人にとってもいい刺激になっているように思います。

 

そう考えると、新島も同じ観光地ですが、自分を含め英語が出来る人が少ないと感じます。
新島のキャンプ場には毎年夏になると多くの外国人が来ますが、

新島(東京都も含め)は、この観光客に対して言葉でコミュニケーションをとり歓迎するどころか、

キャンプ場を「勝手に使って、勝手に帰ってね」という姿勢に私から見たら見えてしまう。

そこは観光という目線で見た時に、英語の力は凄いなと、と感じました。

もちろん新島が外国人を歓迎してないわけではないが、何か違う違和感を感じました。

 

 

話は変わって、島の子ども達はとても元気がよく、公園で遊ぶ子や、グラウンドでサッカーをする少年達がいました。

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意外だったのが、島の子はあまり泳げない!ということです(゚o゚;

まー新島でも島生まれで泳げない子はいたっちゃいたな〜。笑

モルディブでは、ほとんど学校の授業で水泳はありません。

ですが、最近になって青年海外協力隊員の活躍もあり、増えてきているようです。

授業といえば、

ケヨドゥの学校の先生は現地の先生とインド人の先生が約半々ぐらいで、この島で10年以上やられているみたいです!校長も10年やっているそうです。

長年同じ学校で教えているということは、島の子の様子がよく分かった上で、島の子にあった教育が出来るということにも繋がります。

 

更にモルディブはでは、親がよく授業を見に来て、水泳の授業なんかでも親が来て協力してくれるらしい!(ただ心配なだけかも。笑)

教育に理解のある親が多いようで、先生への信頼も手厚いと聞きました。

しかし新島の学校では、数年で先生が変わってしまい、校長に関しては3年ほどで変わってしまうので、数年おきに教育体制が変わってしまっているようにも思えます。少なくとも私が教育実習で新島中学校に行った時は、悪い方に変わっていた印象を受けました。

「島の子どもはダメだ。社会に通用するように変えていかないと。

その時の先生が言っていた言葉ですが、果たして本当に社会に通用する指導をし、島っぽさを消すのは良いことなのでしょうか?

考えていきたいです。

 

まだあくまでもモルディブの第一印象で語っているわけで、

任地での活動も始まっていないので、

この辺の話は、活動が始まってから濃く!していきたいと思います。笑

それではまた〜( ‘-^ )b
ワキワニー!(さよならー!)

 

青沼