一般社団法人アットアイランド

東京諸島出身の若者たち中心に「個と和が続く島づくり」に挑む。

アオウミガメの旅

「アオウミガメの旅」

(作詞:町田 昌三 作曲:大浜 勝彦) 
 
1. 真夏の 島の 浜辺から 
海に向かって まっしぐら
子ガメの 旅が 始まった
生きて 生きて 生きぬいて
どの子も どの子も 大きくなって
また この浜に 帰っておいでよ
 
 
2. あらしに 出会い サメに 追われ
空から ねらう 海鳥たち
北へ 北への つらい道
明けて 暮れて また 朝に
来る日も 来る日も 大きくなって
また ふるさとへ 旅は 続くよ
 
 
3. 若さ かがやく 海と 空
百個の 白い たまご 生み
いのりを こめて 砂 かける
生きて 生きて 生きぬいて
どの子も どの子も 大きくなって
またこの浜に 帰っておいでよ

f:id:atisland:20160225210330j:plain

【photo by Kan Ito(伊藤ぱぱ)】

 

”どんなに辛くても、
いつか元気で戻ってこいよ”
 
小笠原では、お別れの時や卒業の時などに、
この歌をみんなで歌います。
国歌でもなく、校歌でもない。
けどほとんどの人が知っている。
 
小学5年生が終るとき、
僕は小笠原を旅立った。
 
別れの時どれ程泣いただろうか。
 
ご存知かもしれないが、
小笠原では見送りの時、
クルーザーで海上まで見送ってくれる。
最後はクルーザーから飛び込んで、
船が見えなくなるまで手を振り続ける。
 
そんな素敵な島が東京にあるんです。
 
伊藤(いとーまん)