一般社団法人アットアイランド

東京諸島出身の若者たち中心に「個と和が続く島づくり」に挑む。

ゆきわりそう八丈島合宿サポートスタッフ

7/25-8/2までの約10日間、

ゆきわりそうの八丈島合宿にスタッフとして参加させていただきました。
ゆきわりそうは、知的に障がいがある方々の様々なサポートをされている法人です。
 
今回は2泊3日の合宿を3本立て続けに。
1本目は、職員の子ども対応がメイン。
2本目は、2人の方の生活&プログラム担当。
3本目は、事務局的な動きと参加者の生活&プログラム担当。

f:id:atisland:20160804150442j:image

f:id:atisland:20160804150506j:image

f:id:atisland:20160804150538j:image
 
6月の御蔵島のドルフィン合宿でもそうでしたが、
こんなに自分以外の誰かを見るということを意識する時間は他にない。
 
野外活動自体が、『危険』というイメージが強くなってしまっている今、
知的障がいがある方々を海や山に連れ出すことは、簡単なことではありません。
ゆきわりそうが積み重ねてきた歴史と努力を実感しました。
 
そして、この合宿期間中、相模原の殺傷事件がありました。
深く考えさせられました。
でも、海でのプログラムでも生活でも、言葉も伝わりにくいし何度言っても後戻りしてしまうこともあるけれども、少しずつでも成長していきます。
実際に、この合宿中シュノーケルから息をすることを習得した方もいました。
 
『諦めずに向き合い続ける』
これに尽きると感じました。
 
僕は、関わった期間が短いからこんなことを言えるのかもしれない。
日々常に関わる方々に言わせればあまっちょろいと思う。
 
けど、今年に入って、関りはじめて率直にそう感じているということ。
共有します。
 
「やってあげる」ことは簡単だけど、それは成長を奪う事。
「やれる道を引き出す」ことを意識したい。
それには時間がかかるけど、
そうやって自分の中から引き出した答えは、
自分の血となり肉となる。
 
人と向き合って、その人が輝ける道を引き出すサポートがしていきたいな〜。
多分それが、僕らの「しまの寺子屋」でやりたいことなんだと思う。
そこに障がいの有無はまったく関係ない。
 
 
八丈島での懐かしい再会も多くあり、満足です。
 
 
体力的にはしんどかったけど、収穫の多いお仕事でした。
 
 
By いとーまん