ヒトと自然
島には数多くの美しい自然が残されている。
そもそも『自然』ってなんだろう。
木、森、山、海、川、火山、空、空気、水
猫も犬もアリもプランクトンも自然?
ヒトは本来、動物であって自然の一部だと思うのです。
ヒトと自然の間に線を引くから、
自然をコントロールしようという考えが生まれる。
それは不自然なんじゃないかなぁ。
晴れた日には漁や畑に出かけるし、
雨や風の日には家の中でできることをする。
ヒト中心ではなく、
自然中心の考え方を持つことで、
ずいぶん心も楽になれるんじゃないでしょうか。
そこに現代のストレス社会を解決するヒントがあるのでは。
月に、だよ?
例えば三宅島の人口は約2,700人。
単純に計算すると、1ヶ月半で三宅島の人がすべていなくなる。
そう考えると、日本も十分危険な国では。
経済的に豊かであることと、生命として豊かであることは別。
ヒトも地球の中の一つの生命として、
海や山や川と繋がって生きていく。
文明を捨てて石器時代に戻れということではなく、人類の技術は地球への負担を減らす方法に活かす。
大量に生産して大量に捨てる時代から、今あるものや無駄なものを循環させる時代を考えたい。
その実践の場が『島』である。
日本の豊かな未来は『島』にあり。
そんな可能性も感じているのです。
伊藤(いとーまん)