一般社団法人アットアイランド

東京の離島出身の若者たちが「僕らの育ってきた島々が、これからも生命と笑顔の溢れる場所として続いてほしい」という想いカタチにするため、三宅島を拠点に東京諸島の連携した地域づくりにチャレンジするプロジェクト。http://atisland.com/index.html

メンバー紹介④

はじめまして♪
@アイランドメンバーの杉山直実です。

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壮大な自然の中で育ったせいなのか、声が大きいところがチャームポイント。

最近ではその声量が評価され、三宅島の様々なイベントで司会をさせて頂いてます。
家の近くが神社で、祭り時期は自宅の車庫が特等席になるため、知ってる人や知らない人で賑わいます。最高。

今日は私が生まれ育った三宅島「朝迎え」「お見送り」のお話をしたいと思います。

三宅島へは東京の竹芝桟橋から船で約6時間半。

夜10時半に出発した船は、翌朝5時に三宅島に到着します。

伊豆諸島の中で最も早朝に着いてしまう島なのです。

いつもは到着のアナウンスが流れるまで爆睡している私なのですが、この日はなぜか自然に目が覚め、外の風を浴びようと甲板に出ました。
船はちょうど三宅島への接岸の最中で、港には見慣れた顔のおじさん達がこちらに向かって手を振ります。

山の方にはまだ暗い道に車のライトが並び、港に向かってきていました。

すでに港に到着している迎えの車の前では、宿の女将さんや家族を迎えに来た島民が、接岸する船を眺めながら立ち話をしています。

私、この毎日行われているなんでも無い光景に、急にじ〜んときちゃったんです。

港には大型バスも待機しているのに、「さみぃな~」「今日船遅れたな~」とか言いながらも迎えに来てるから、この時ばかりはどんな頑固オヤジも愛おしく感じてしまいます。

船を降り、歩き始めるとすぐに母を見つけました。
「いつもありがとう」と照れながらも言ってみた。
「当たり前でしょ」と母。

じ〜ん。。。。

このホスピタリティはお見送りの時にも感じる事で、お祭りやイベントの後は必ずみんなで盛大に見送ります。

お客さんが船に乗りはじめると同時に太鼓の音が鳴り、祭りのきやりに合わせて島民の「わっしょい」の声が響きます。極めつけに船と港をつなぐ無数のお別れテープ。

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「また来てね〜!」と船が見えなくなるまで手を振っていると、泣きながら「また来るよ〜!」と負けじと手を降り続けてくれます。最高。

こちらまで泣けてきます。

本当にまた来てくれるのかは分かりません。
次のお休みにはハワイに行ってるかもしれない。

 

それでも全力のお見送りをする三宅島の人々が大好き

三宅島に遊びに来て、釣りをして、イルカを見に行って、おいしい物を食べて・・・皆それぞれの過ごし方をするけれど、

最初も最後も必ず島民の送り迎えがあります
もしかしたらこれも一つの名物かもしれない。私はそう思うのです。

ワイキキビーチの様にはならないし、美ら海水族館の様なものも作れないし、
でも真似する必要も目指す必要も無くて、もっともっと大切なところを見ないと。。。

では、大切な島をずっと守って行く為に私たちは何をしたら良いのか?

島内全体が潤うようなビッグな産業を考えるのか?
島の歴史や文化を子供たちに伝えていくのか?
ちょー可愛いご当地アイドルを作って新しいお客さんを呼ぶのか?

言うのは簡単。言うのも実行もどっちもするのが、きっと私たち。

今はまだ、三宅島の為に何が出来るのか分かりません。
もしかしたら5年後も何も変わっていないかもしれません。

でも、

@アイランドの思いが少しずつ少しずつ伝えられていること
ひとりひとりの繋がりが何かを起こそうとしていること

感じています。

無力ながらも一歩ずつ進んで行きたいです。
島のために、そして日本のために。

 

杉山